ネイルサロン用 チェア選び方
ネイルサロンのフット椅子、ハンドのお客様椅子と兼用のサロンもあるかとは思いますが
よりお客様にくつろいで頂けるのがリクライニングチェアです。
種類や素材、大きさも色々あるので、自分のサロンにあった物を選びましょう。
ネイルサロンや美容サロンの専門店で家具チェアなど購入できるお店
プロ用のネイル用品卸通販|Nail ティーエーティー (nailtat.com)
プロ向けネイル用品卸のネイルパートナー【店舗・通販】 (nail-partner.com)
Nail Labo Online Shopネイルラボ オンラインショップ
7ビューティー(旧7エステ)【公式】 | 国内最大級の総合美容メーカー (7beauty.jp)
ネイルの卸・通販 | ビューティガレージ (beautygarage.jp)
ネイルサロンで使用するチェアの種類
電動又は手動のリクライニングチェア
ネイルサロンでの使用の場合、施術がしずらくなるためリクライニング機能はあまり使う事はないかと思われます。
背もたれ付きローラーチェア
チェア
チェアの定義は、座面、背もたれ、それを支える脚がついているものとなっています。
色や素材も豊富
スツール
スツールとは背もたれがない椅子のこと、座面と脚のみで作られているのが特徴です。
施術者が座ることが多いタイプ※写真はローラタイプ
チェア種類別の比較
リクライニングチェア
〇座り心地はよい×腰が悪い方にはツライ事も
×サイズが大きいため場所をとる
×対面の施術に使用する場合は、施術がしずらくなり背もたれなどに工夫が必要(側面での施術なら問題なし)
City(シティ)チェア
〇比較的安価×施術中に手が届きずらい時も前に出てもらいにくい
×椅子を引きずることもあるため、床に傷がつくかも。
ローラー式のチェア
〇施術中に手が届きずらい時も前に出てもらいやすい×ローラーに物がからまることも
×施術中にお客様が急に動くことも
スツール
〇コンパクトなので場所をとらない×背もたれがないので長時間座っていると疲れる
×クッション性が無い物はおしりがいたくなる
チェア購入時に失敗しないための 5つのポイント
まずは自分購入したいチェアのイメージを決めていきましょう。
リクライニングチェア購入時の注意点
カタログやネットでみていると大きさの感覚もイメージか付きづらいためしっかり計測する事が失敗を防ぎます
テーブルとイスの高さ
お客様の身長によって多少異なりますが、一般的に差尺(チェアの座面からテーブルの天板までの高さ)は
27~30cm程度が使いやすいとされています。
差尺が大きすぎたり小さすぎたりすると、お客様にもネイリストにも体勢に負担をかけてしまうので、高さ調整可能なチェアなどで適度な差尺に調整してください。
差尺(さじゃく)の求め方
テーブルの天板と椅子の座る面の高さの差を「差尺(さじゃく)」と言います。
(身長(cm)×0.55)÷3 = 最適な差尺
160cmの人なら
160×0.55÷3=29 29cmが差尺となります。
差尺(cm)=((身長×0.55)÷3) -2~3がと言われています。160cmの人のパソコン作業しやすい差尺は27cm
160×0.55÷3-3=27
この計算からしてみても、一般的に差尺27~30cm程度が使いやすいといわれるのもわかります。
ネイルテーブルの平均の高さ
ネイルテーブルの平均の高さ 74~78cm
(※キャスター装着すると+6.5cmとなるテーブルもあり)
一般的なデスクは概ね床から70cmの高さで設計されています。
これはJIS規格で定められた「平均的な成人男性」にフィットしやすい高さだそうです。
ただネイルの作業をする際にはあまり低いテーブルですると、頭を下に向けなくてはならなくなり
首が痛くなってしまう場合があります。そのため平均より少し高めな設定なのかもしれません。
ネイルテーブルの高さの一番低い物74cmでも、キャスターを付けるとプラス約6センチ
足したらテーブルの高さは80cmになります。
80cmのテーブルにあうチェア(椅子)の座面までの高さは 約48~52cmcm ですので
一般的に座りやすいといわれている座面高より少し高めになるかと思います。
チェア(椅子)の座面の高さ
座面の高さとは、床から座面トップまでの高さのことです。
椅子の座面高さ をシートハイ(SH) と呼びます。
身長から調べる 適正な座面の高さ
座面の理想的高さは下記の調べ方があります。
多数のお客様がこられるネイルサロンなので、お客様全員の身長に合わせる事は不可能ですが
ネイリストの方の身長が極端な場合はご自身の体格も考慮して、デスクや椅子を購入しないと後から体調に異変をきたしてしまいます。
身長から割り出す、調べ方もあるようです。ご参考までに
そして調べ方により数字が違います。。
・身長の4分の1が座面の高さ
155cm÷4=38.75
160cm÷4=40
165cm÷4=41.25
170cm÷4=42.5
・座面高の求め方、身長×0.23
155cm×0.23=35.65
160cm×0.23=36.8
165cm×0.23=37.95
170cm×0.23=39
日本人女性の平均身長 総務省統計局のデータ
26~29歳 158.8cm
30~39歳 158.1cm
40~49歳 157.9cm
その他
・お客様が座るチェアは、背もたれが沈みすぎるものだと、施術がしずらくなります。
・クッションを用意しておくと、体格の違いで座りずらいお客様にも、座高や背中の空間を調節してもらえるので便利です。
・お客様が手を引き気味だと施術にも態勢にも影響がでるので、丁度いいポジションに手をだしてもらうよう、動かせる場合は座席を調整してもらいましょう。
実際購入したのはこちら
美容系の商材や家具を扱う商材屋さんのビューティガレージにフットの椅子やテーブルなどを見に行きました。
パンフレットやネット画像でみるものと印象がちがったり近くでみると
素材感もよりわかるので、実際に見るのは失敗しないためにはやっぱり実物をみるのは大切です。
ただ展示しているお店は広いのでフットのソファなどみても
そこまで大きく感じなかったのですが、実際は結構な大きさだったりして
自分のお店のドアに入らないなんて事もあるみたいです。
失敗なくするためには、椅子やソファのサイズは、自分の店の大きさやドアのサイズをしっかり測り考慮して購入しましょう。
私も購入予定だったソファが玄関のドアは入るけど、もう一つあるドアに入らないという事が判明して購入する商品を変えました。
こんな感じで展示されています。
お店のフット椅子は、ドアの大きさなどからコンパクトなこちらにしました。